医師資格証(HPKIカード)について

地域医療ネット
ワーク利用事例

まめネット(島根県)

概要

島根県の地域課題として、高齢化・過疎化・医師不足があげられます。まめネットは、医師不足による地域医療の崩壊を防ぐため、医療資源の効率的な運用を行う目的で構築されました。

まめネットの特徴としては、島根県が全県を対象にネットワーク基盤を構築し、基盤の上で稼働する連携アプリケーションを多種取り揃えている事です。

これにより、圏域を越えた医療連携が可能になり、迅速かつ円滑に医療連携を行う事ができ、効率よく効果的な医療を提供する事が出来ます。

また、まめネットの以下のサービスを活用する事により、病診連携がスムーズに行われ、患者様の安心に繋がります。

詳細は下記、まめネット様のウェブサイトをご覧ください。
Webサイト:
https://www.shimane-inet.jp/

さんさんネット(山口県)

概要

さんさんネットは、山口県 宇部圏域(宇部市・山陽小野田市・美祢市)を結ぶ地域医療連携情報ネットワークです。

さんさんネットでは、患者さんの同意のもと公開3病院での診療情報を地域の医療機関同士で共有することにより、患者さんに安全でより高品質な医療を提供することが目的です。

さんさんネットでの診療情報のやりとりでは、高度暗号化通信を利用して高いセキュリティーを担保しています。
また、近年では全国初の主治医意見書のオンライン化にも取り組んでいます。

詳細は下記、さんさんネット様のウェブサイトをご覧ください。
Webサイト:
https://ube-med.com/sun2net/

加古川地域保健医療情報システム(兵庫県)

概要

兵庫県の加古川地域(加古川市・稲美町・播磨町)では1988年より地域住民の健康管理推進のためにPHD(パーソナル・ヘルス・データ)を一元化した「加古川地域保健医療情報システム」を構築、四半世紀を超えて継続運用しています。

130医療機関(2016年3月末時点)でシステムが運用され16万人を超える住民の健診データ、臨床データなどがホストコンピュータで管理され、同意患者に還元されています。

拠点間の接続はIPsec+IKEでセキュアに医療情報をやり取りしています。

また、地域内の検査データについては標準化がなされ、地域内の主な医療機関どこのデータでも同じ基準で評価出来、連続した変動をグラフ化して、疾病の早期発見指導等に活かされています。

医師が使用するときのセキュリティ面に関しては、単なるID&パスワードではなく、HPKIシステムの窓口である日医の認証局に認証カードである「医師資格証」でアクセスし認証されないと立ち上がらないといったように高度なセキュリティを厳しく守りながら運用しています。

その他の職種のアクセスについても、個別にアクセスコントロールとログ管理がなされています。また、この認証システムを利用して電子紹介状(診療情報提供書)を作成し、画像等添付してオンラインで送ることもできます。

詳細は下記、加古川地域保健医療情報システム様のウェブサイトをご覧ください。
Webサイト:
https://www.kakogawa.or.jp/

たにあい糖尿病・在宅クリニック | 由利本荘にかほ在宅連携会議

概要

秋田県の地域課題としてあげられるのが、超高齢化・過疎化・医師不足です。「由利本荘にかほ在宅連携会議」*1は、医師不足による地域医療の崩壊を防ぐため、医療資源の効率的な運用を行う目的でNPO法人由利本荘にかほ市民が健康を守る会にも協力頂き運営されてます。 「由利本荘にかほ在宅連携会議」の特徴としては、由利本荘市・にかほ市の医療・介護・福祉関係団体を対象にネットワーク基盤を構築し、そのプラットフォーム上で稼働する連携アプリケーションを多種取り揃えている事です。

これにより多法人・多職種での情報共有が可能になり、迅速かつ円滑に在宅医療を行う事ができます。効率的・効果的な医療を提供する事で、患者様の重症化リスクや疾患の見逃しを抑制し、入院抑制につながります。

また、以下のサービスを活用する事により、地域医療の連携がスムーズに行われ、患者様一人一人の為にカスタマイズされたチーム医療を提供できます。

さらに、迅速かつ高いセキュリティのもとで活動を行うことにより、患者様が安心して利用していただくことが可能です。

*1 正式名称:在宅連携会議「 YAMATO 」

たにあい糖尿病・在宅クリニック様、また、由利本荘にかほ在宅連携会議を運営するNPO法人由利本荘にかほ市民が健康を守る会様のウェブサイトを以下をご覧ください。
Webサイト:
たにあい糖尿病・在宅クリニック
由利本荘にかほ在宅連携会議