主治医意見書のオンライン化

山陽小野田市では、地域医療連携情報ネットワークの“さんさんネット”を活用して、全国で初めて実用化された介護保険主治医意見書のオンライン送信を行っています。
従来の主治医意見書は紙ベースで、手書きもしくはコンピューターで入力を行い、署名又は捺印をして郵送をする事になっていますが、主治医意見書をオンライン化することにより作業の効率化や時間の短縮に貢献することが出来るようになっています。
主治医意見書のオンライン化にあたり、セキュリティーや、安全かつ確実に受取先に主治医意見書を送信できるかというところが焦点になってきますが、その点に関しては、さんさんネットの既存の機能を利用しています。

主治医意見書オンラインと医師資格証

オンライン利用のための主治医意見書の作成には署名又は捺印が必要であり、オンライン送信するためには電子的な捺印（電子スタンプ）が必要となります。
そのための最適なツールが日本医師会が発行する医師資格証です。
医師資格証を利用して電子署名をする事により、文書の真正性を担保することが出来ます。
これから更にこのシステムを活用した、患者の診療情報提供書や訪問看護指示書などの送信も視野に入れています。